iMacが起動しなくなる問題(2019.9.27更新)


9.27更新

 原因がmacOSのアップデータではなく、Google Chromeのアップデータであったことが判明しました。現象は指摘されている通りで、対策は変わりません。この問題はサブシステムから修正できる可能性があります。

macOSが起動しなくなる原因はChromeだった

こうなるとアップルサポートに連絡しても意味がないと思われます。なお、こちらで設定済みとして出荷されるMacはすべてGoogle Chromeが入っていますので該当する可能性が高かったものと思われます。

これを受けて、構成管理ツールはGoogle Chromeを当面「要注意」扱いします。



要点

概要

9/24の午後から、起動に失敗するiMacが立て続けに報告されています。場所は、当社ユーザーに限って見ても全国にまたがり、メーカーによる強制アップデートに原因があるものと考えられます。証拠となるファイルは入手できていませんが、不具合を起こしたシステムは温存する方向で対策を進めています。

当方が確認した範囲では、発生するiMacはHigh Sierra(10.13)をインストールしたものに限られ、再起動をかけると二度と起動しません。中には所定の回復作業で修復できるケースもみられます。

アップルに確認しましたが、「そのような現象は確認されていない」という回答 9/25 13:00

対策

ダブルOSモデルの場合

当社の出荷した2テラバイトモデルのiMac(モデルコード WF/WG/WH)では同じOSが2つインストールされています。以下の手順にしたがって予備のシステムによる起動をお願いします。

外付けドライブからシステムを起動する方法

外付けからの起動を固定化する

それ以外の場合

補足

Q.自動アップデートはオフになっていたのでは?

A.当社から出荷されるMacは自動アップデートはオフになっていますが、自動アップデートがオフであっても強制的にインストールされるアップデートはあるようです。以前、Ethernetドライバの(確認を求める種類の)アップデートで同様の事故が来た時、WiFiでつなげば、自動アップデートの指定にかかわらず修正できる、と回答されたことがあります。


2019年09月27日 19:56:00 Friday